寒川 陽介(ソウカワ ヨウスケ)
【初心者向け】SEOに強いタイトルとは?効果的な書き方や注意点を解説!
更新日:3月27日

Webコンテンツにおけるタイトルは、ユーザーや検索エンジンに対し、端的にコンテンツの内容を伝える役割を担っています。そのためタイトルの付け方だけで検索順位が変動することもあるほど、ページタイトルは重要な役割を果たしています。
自社サイトの上位表示を狙うには、SEOに効果的なタイトルを作成する方法や注意点を理解しておきましょう。この記事ではSEOに強いページタイトルの書き方や注意点を解説します。


ページタイトル(titleタグ)とは?
ページタイトルとは、Webページを構成するHTMLタグのひとつです。Webページやコンテンツの内容をユーザー・Googleの双方にわかりやすく伝える役割があります。
主に「titleタグ」と呼ばれ、設定した文章はWebサイトで表示されます。また検索結果のリンクとしても表示されるため、ページへ訪れるきっかけとなる重要な要素です。
SEO対策におけるタイトルの重要性
ユーザーは検索結果に出たタイトルとディスクリプション(説明文)から、自分の目的に合った内容かを判断してサイトへ訪れます。
そのためページタイトルは、SEO対策でも重要視されており、端的でわかりやすい記載が求められます。仮に内容が魅力的だとしても、タイトルで「読みたい」「悩みを解決できそう」と思わなければWebサイトに訪れることはありません。
タイトルはユーザーだけでなく、Googleといった検索エンジンにページの内容を伝える役割も担っています。コンテンツ公開後にタイトルを書き換えるだけで上位表示されることもあります。
ユーザーの目に留まる・検索エンジンにコンテンツ内容を伝えるなど、タイトルはSEO対策を施すうえで重要性が高い項目です。
SEOに効果的なタイトルを作成する8つの書き方
SEOに効果的なタイトルを作成するには、以下8つの書き方のポイントを押さえましょう。
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それぞれについて具体的なコツを解説していきますので、見ていきましょう。
1.文字数は全角30文字を目安に設定する
SEOを意識したタイトルは「全角30文字以内」に収めましょう。ブラウザやデバイスによって表示されるタイトルの文字数は異なりますが、全角30文字までの表示となっている場合がほとんどです。
タイトルが全角30文字を超えるとタイトル全文が表示できないため、正確に内容を伝えられないおそれがあります。なお、次のページではSEOと文字数の関係性やタイトルやメタ情報における文字数の目安を解説しています。
参考:【2023年版】SEOと文字数の関係とは?タイトルやメタ情報における文字数の目安を徹底解説!
2.対策キーワードを必ず入れる
検索結果から流入するユーザーは、自分の悩みやわからないことを解決したいと考えている場合がほとんどです。そのためタイトルを通して「このコンテンツは悩みを解決できそう!」と感じてもらう必要があります。
したがってタイトルには、悩み解決につながる「対策キーワード」を必ず入れましょう。また検索エンジン側にも対策キーワードを適切に含めることによって「キーワードと関連したページ」と認識されやすくなり、SEO効果が期待できます。
3.重要なキーワードは前半に記載する
タイトルは対策キーワードといった重要なキーワードは、できるだけ前半に記載しましょう。
後半にキーワードを記載するとタイトルが全文表示されなかった場合、せっかくのキーワードが埋もれてしまいます。不自然な表現にならない範囲で、タイトルの前半にキーワードを記載するように意識しましょう。
4.具体的な数字を使用する
数字をタイトルに含めることで、情報を具体的に伝える効果が期待できます。ページタイトルの場合、以下のように記載してみると効果的です。
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ユーザー側としても具体的な数字がタイトルに含まれていることで情報量を把握しやすく、クリック率向上が期待できるでしょう。
5.ページコンテンツがわかる簡潔なタイトルをつける
検索エンジンはアルゴリズムによってユーザーニーズを把握・予測し、検索上位に最適なコンテンツを表示する仕組みとなっています。そのため、検索エンジンから評価を受けるには、ページタイトルとコンテンツ内の見出しが対応していなければなりません。
仮に上位表示と似たタイトルをつけたとしても、コンテンツ内の記載内容とずれていれば上位表示はされません。わかりやすく、簡潔なタイトルを記載するよう意識してみてください。
6.ユーザーメリットを意識する
タイトルをつけるときには、ユーザーメリットを意識することも重要です。具体的には「記事を読むと得られる情報やメリット」や「解決が期待できる課題」とわかりやすく伝えることです。
そのためにはターゲットとなるユーザーを想定し、ユーザーニーズの理解を深めましょう。
7.関連キーワードやサジェストキーワードを盛り込む
タイトルには対策キーワードだけでなく、関連キーワードやサジェストキーワードを盛り込むようにすると、より高いSEO効果が期待できます。
関連キーワードやサジェストキーワードは、Googleサジェストや各種ツールを使用して調査すると良いでしょう。また関連キーワードの把握は、ユーザーの検索意図を掴むのにも役立ちます。
8.ページタイトルを見直す
コンテンツ公開後、思うようにアクセス数が伸びない際はページタイトルの見直しも検討しましょう。タイトルを変えただけで上位表示されることもあります。ページタイトルの見直し時は、以下の点をチェックしましょう。
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上記のようなポイントを踏まえながら、タイトルをブラッシュアップしていきましょう。
タイトルを作成する際の3つの注意点
タイトルを作成する際の注意点には、以下の3つが挙げられます。
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ここではそれぞれの注意点について詳しく解説しますので、見ていきましょう。
1.不要な情報を入れない
ページタイトルは、わかりやすく簡潔であることを心がけましょう。内容を伝えようとしすぎるあまり、たくさんの情報を盛り込むとクリックされにくくなります。
幅広い検索意図に答えようとするのではなく、ユーザーが抱える一点の課題を解決できそうな厳選したキーワードを取り入れるようにするとよいでしょう。キーワードを厳選することによって、興味関心が高いユーザーからのアクセスが見込めます。
2.キーワードを詰め込みすぎない
ページタイトルに同じキーワードを詰め込みすぎないように注意しましょう。不自然なキーワードの埋め込みは、Googleからスパムコンテンツと判断される可能性を高めます。
スパムと認定されるとペナルティを受ける場合もあるため、サイトの評価自体を下げることにもつながりかねません。基本的にはタイトル内でキーワードは重複せず、自然な文の形になるように心がけてみてください。
3.ページ内容とタイトル文を一致させる
ページ内容とタイトル文は一致させましょう。クリックを狙うあまり誇張タイトルをつけるのは逆効果になりやすいためおすすめできません。
もしページをクリックしてもらえたとしても、タイトルとページ内容に齟齬があれば、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。こうした状況では検索エンジンからも低い評価を受けやすいため注意が必要です。
まとめ
ページタイトル(titleタグ)は、ユーザー・検索エンジンにコンテンツの内容をわかりやすく伝える役割を果たしています。端的でわかりやすく、対策キーワードが前半に入っているといった効果的なタイトルをつけると、訪問者数や検索順位向上が期待できます。
ぜひ今回紹介したポイントを参考に、タイトルをより一層意識して上位表示を狙っていきましょう。弊社レイアップではSEO対策をメインにコンテンツマーケティングを支援しています。
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