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執筆者の写真光田 直史

noindexとnofollowの違いとは?SEO効果を上げる使い方や注意点を徹底解説!

更新日:8月2日


noindexとnofollowの違いとは?SEO効果を上げる使い方や注意点を徹底解説!

SEOの評価を高めるには、タグやリンクを適切に設定することが重要です。noindexとnofollowは、それぞれSEO価値を向上させ、Webサイトの品質を高めるために使用されます。


この記事では、noindexとnofollowの違いや、SEO効果を上げる使い方をご紹介します。SEO担当者の方は、ぜひ参考にしてください。⇒レイアップに相談する(無料)




noindexとは?


noindexは、特定のページを検索エンジンのインデックスから除外するための設定です。


これは、ページのmetaタグに設定され、Googleのデータベースにはインデックスされますが、検索結果には表示されない状態となります。


Web広告が目的のページ、重複ページ、解説ページなど、ユーザーにとって有益でないと見なされる低品質なページに利用されることがあります。


noindex設定されたページは価値がないと見なされがちですが、ページランクの受け渡しは可能です。


noindexを使用する目的


noindex設定は、WebサイトのSEO価値を向上させるために行われます。質の低いコンテンツにnoindexを設定することで、サイト全体の品質を高められます。


Googleはユーザーニーズに合った高品質なコンテンツを評価する傾向にあるため、低品質なコンテンツは除外することが望ましいです。


また、重複ページにもnoindexを適用し、SEO評価の低下を防ぐことが重要です。


noindexを使用するタイミング


noindexを設定すべきページの一例は、以下の通りです。

  • 検索結果に表示させたくないページ

  • メインでない重複ページ

  • 質が低いコンテンツ

たとえば、お問い合わせ完了ページや管理画面、404エラーページ、ECサイトの検索結果0件ページがあります。


これらはインデックス登録する価値がないため、noindexを設定し検索結果に表示させないようにするべきです。noindexの使用により、コンテンツを削除せずにSEO効果を高められます。



nofollowとは?


nofollowは、クローラーに外部ページをたどらせないようにする際や、自サイトと外部ページを関連付けたくない場合に使用される属性値です。


これは<a>タグに設定され、クローラーに対してリンクを追跡しないよう指示します。


現代のクローラーは、nofollowタグが指定されたリンクを完全に無視するのではなく、除外のヒントとして認識する傾向があります。


自サイト内のページのクローリングを防ぐには、robots.txtのDisallowルールを使用してください。


nofollowを使用する目的


nofollowタグは、自サイトのSEO評価に悪影響を与える可能性のある外部リンクに対して設定されます。


信頼性の低いページや違法サイトへのリンク、有料リンク、ユーザーが自由に投稿できるページへのリンクに適用されることが多いです。


nofollowを適用することで、自サイトへのマイナス評価を防ぎ、Googleからのペナルティを避けられます。


とくに信頼性が低いと判断されるリンクには、SEO評価を保護するためにnofollowを設定することが重要です。


nofollowを使用するタイミング


nofollowの設定が必要なリンクの一例は、以下の通りです。

  • 対価を得て設置される有料リンク

  • 信頼性の低いコンテンツへのリンク

  • クローリングの優先順位が低いリンク

nofollowは外部リンクに対しSEOの影響を避けるために使用され、被リンク効果を送らないようにします。


外部リンクを設置する際には、nofollowを意識的に設定することは、トラブルの予防や検索順位への良い影響につながる可能性があります。



noindexとnofollowの違い


noindexは検索エンジンにページのインデックス登録を拒否するために使用され、nofollowはページ内のリンクのクローリングを防ぐために用いられます。


これらはSEO効果を保護するために使用されるメタタグです。noindexの指定があるページでもクローラーはリンクをクロールすることがあります。


そのため、両者を組み合わせて使用することもあります。noindexは「インデックス拒否」、nofollowは「リンク先クロール拒否」の目的で適切に使用することが重要です。



noindexとnofollowの正しい書き方


noindexとnofollowの正しい書き方には、以下の3つが挙げられます。

  • noindexの記述方法

  • nofollowの記述方法

  • noindexとnofollowを一緒に記述する方法

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。


noindexの記述方法


noindexは、HTMLページの<head>内にある「robots」要素に記述します。このタグはすべてのクローラーを指します。


特定のクローラーに対応させたい場合は「”robots”」をそのクローラーの名前に置き換えてください。たとえば、Googleのクローラーに対しては「Googlebot」と名付けられます。

<meta name=”robots” content=”noindex”>

また、下記のように各クローラーに対してnoindexを設定することも可能です。

<meta name=”Googlebot” content=”noindex”>

nofollowの記述方法


nofollowは<head>内に記述し、ページ全体のリンクや個別のリンクに対して設定できます。ページには、以下の記述を追加することで全てのリンクに適用されます。

<meta name="robots" content="nofollow">

特定のリンクにのみ適用したい場合は、下記のように記述してください。

<a rel="nofollow" href="リンク先URL"></a>

ページ全体ではなく、選定したリンクにnofollowを設定することが重要です。


noindexとnofollowを一緒に記述する方法


noindexとnofollowを同時に設定するには、<head>内に両方を含むタグを記述します。

<meta name="robots" content="noindex, nofollow">

上記のように記述することで、検索エンジンのクローラーがページ内のリンクを辿るのを防ぎつつ、ページ自体もインデックスされないようにします。



noindexとnofollowの確認方法は3つ


noindexとnofollowの確認方法には、以下の3つが挙げられます。

  1. ページのHTMLソースを確認する

  2. 拡張機能を使用する

  3. Webサービスを利用する

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。


1.ページのHTMLソースを確認する


ブラウザの機能を使用して、ページのHTMLソースからnoindexやnofollowのタグを確認できます。


具体的には、対象ページを開き右クリックし、「ページのソースを表示」を選択してください。


その後、Windowsでは「Ctrl」+「F」、Macでは「Command」+「F」を使いページ内検索で「noindex」「nofollow」を探します。


ただし、この方法は時間がかかるため、より効率的な別の方法を検討することが推奨されます。


2.拡張機能を使用する


ブラウザの拡張機能「NoFollow」は、noindexやnofollowの設定を簡単に確認できるツールです。下記の多くのブラウザに対応しています。

  • Google Chrome

  • Edge

  • FireFox

  • Safari

  • Opera

インストール後にアドレスバーにアイコンが表示されます。


このアイコンをクリックすると、右下に表示される黒いボックスでページに「noindex」「nofollow」の設定があるか確認してください。


"true"はタグ設定あり、"false"は設定なしの意味になります。


3.Webサービスを利用する


「noindexありなしチェッカー」は、Webサービスを利用して簡単にnoindexタグの設定を確認できる無料ツールです。


使用方法は、サービスのページを開き、調べたいURLを入力エリアに入力し、「URLを入力してnoindexをチェック」ボタンをクリックするだけです。


結果は「noindexあり」または「noindexなし」として表示されます。これにより、noindexの有無を手軽に確認できますが、nofollowの確認には別の方法が必要です。



noindexとnofollowを使用する際の注意点は4つ


noindexとnofollowを使用する際の注意点には、以下の4つが挙げられます。

  1. すぐに反映されない

  2. noindexは使い過ぎない

  3. noindexを誤って重要なページに使用しない

  4. noindexによるクローラー巡回は制御できない

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。


1.すぐに反映されない


noindexとnofollowの設定がクローラーによって確認されるまでは、すぐには反映されません。


設定後も検索結果にページが表示され続けることがありますが、これはクローラーがまだ新しい指示を確認していないためです。


タグが効いていないと困惑することもあるかもしれませんが、時間が経過すれば検索結果から消えるので、設定後はしばらく待つことが重要です。


2.noindexは使い過ぎない


noindexタグの使い過ぎは避けるべきです。クローラーはnoindexを低品質なコンテンツの印として認識し、サイト全体の評価に影響を及ぼす可能性があります。


noindexの代わりに、ページの質を向上させる対策を施す、必要ないページを非公開にする、あるいはリライトするなどの方法を検討してみてください。


無闇にnoindexを使用するのではなく、適切なページ管理を心がけることが重要です。


3.noindexを誤って重要なページに使用しない


noindexの誤用はとくに重要なページに対して注意が必要です。


このタグが設定されると、そのページは検索エンジンに表示されなくなり、アクセス数が大幅に減少する可能性があります。


サイト内で多くのユーザーが訪問する重要なページにnoindexを設定すると、そのページだけでなく関連ページの評価にも影響を及ぼし、サイト全体の評価が下がる恐れがあります。


したがって、noindexの使用は慎重に判断し、適切なページにのみ適用することが重要です。


4.noindexによるクローラー巡回は制御できない


noindexタグはクローラーにインデックス登録を拒否しますが、クローラーの巡回そのものを防ぐものではありません。


クローラーが巡回しないようにするには、robot.txtを設定してクロールを拒否する必要があります。


robot.txtはクローラーの動きを制御するファイルで、FTPソフトを使用してサイトにアップロードします。


公開前のテストページや管理画面など、クローラーに巡回させたくないページに適切に設定することが重要です。



noindex nofollowでよくある3つの質問


noindex nofollowでよくある質問には、以下の3つが挙げられます。

  • 質問1.nofollowリンクと通常リンクの違いは?

  • 質問2.noindexと似ているcanonicalとは?

  • 質問3.nofollowと似ているsponsored、ugcとは?

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。


質問1.nofollowリンクと通常リンクの違いは?


nofollowリンクと通常リンクの主な違いは、リンク先への評価の受け渡しの有無にあります。


nofollowリンクはクローラーによって辿られず、リンク先への評価を運ばないため、評価の受け渡しがありません。


一方、通常リンクはクローラーが辿り、リンク元からリンク先への評価を運ぶため、評価の受け渡しが行われます。


質問2.noindexと似ているcanonicalとは?


Canonicalタグは、サイト内の似た内容や重複コンテンツに対して使用され、検索エンジンに評価すべきページのURLを正確に伝えるためのものです。


重複コンテンツがサイト全体の評価を下げるのを防ぐために役立ちます。


主にサイト内に類似した内容がある場合、ABテストの実施時、広告用のLP作成時、商品ページのバリエーションが多い場合に使用されます。


Canonicalの設定は、サイトの最適化と評価を維持するために重要です。


質問3.nofollowと似ているsponsored、ugcとは?


sponsoredは、広告や有料リンク、アフィリエイトリンクに使用され、Googleに収益化リンクであることを明確に伝えます。


従来はnofollowが推奨されていましたが、sponsoredがより適切とされています。ただし、nofollowをsponsoredに置き換える必要は必ずしもありません。


ugcは、ユーザーが生成したコンテンツ内のリンク、たとえばコメントやフォーラム投稿に使用します。信頼できる投稿者には、この属性を削除する選択もあります。



まとめ


noindexとnofollowの違いと、SEO効果を上げる使い方をご紹介しました。


noindexとnofollowは、Webサイトの品質を高めるために使用されますが、適切に設置されていないと威力を発揮できません。


SEO担当者の方は、ぜひこの記事を参考にして、ご自身のサイトのSEO価値を向上させてください。


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