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執筆者の写真光田 直史

メタタグ(meta タグ)とは?設定する方法やSEOと関連性の高いメタタグを徹底解説!

更新日:2024年10月11日


メタタグ(meta タグ)とは?設定する方法やSEOと関連性の高いメタタグを徹底解説!

メタタグは、検索エンジンがサイトを評価する際に大切な要素の1つです。メタタグを正しく設定すれば、検索結果によい影響を与えられ、アクセス数の向上につながります。


本記事では、メタタグ(meta タグ)の概要や設定する方法、SEOと関連性の高いメタタグをご紹介します。


また、よくある質問も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。⇒レイアップに相談する(無料)




メタタグ(meta タグ)とは?

メタタグ(meta タグ)とは?

メタタグとは、Webページの情報を検索エンジンやブラウザに提供するためにHTML内に記述されるタグです。


これにより、ページの内容や特性、文字エンコーディングなどの情報が伝えられ、検索エンジンによるインデックス作成やクローリングに役立ちます。


また、これらのタグはWebサイトの画面上には表示されないため、ソースコードのなかでのみ確認可能です。


メタタグを確認する方法


メタタグを確認するには、HTMLソースを参照する方法が一般的です。方法は、以下のとおりです。

  • ブラウザで確認したいWebページを開く

  • Webページ上で右クリックする

  • 表示されるメニューから「ページのソースを表示」を選択

  • ページのHTMLコードが表示され、そのなかの<head>タグ内にある「<meta 〇〇>」というタグがメタタグに該当する



メタタグのSEO効果


メタタグは、Webページの内部SEOを強化するために重要な要素の1つです。内部SEOとは、検索エンジンにページ内容を正確に伝え、適切なインデックスを目指す方法です。


もし、メタタグがない場合、質の高いコンテンツを提供していても、検索エンジンに適切に情報が伝わらず評価が難しくなります。


また、メタタグを正確に設定すれば、クローラーにページ内容が理解されやすくなり、結果としてSEOによい影響を与えられます。



メタタグを設定する方法


次は、メタタグを設定する方法について解説します。

  • 書き方

  • 設置場所

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。


書き方


メタタグを設定する方法には、「WordPressを用いる方法」と「HTMLに書き込む方法」があります。それぞれの方法は、以下のとおりです。

  • WordPressを使う方法

専用プラグイン「Yoast SEO」を使用すれば、簡単に設定できる。このプラグインをインストールして有効化すると、投稿ごとにname属性の属性値である「description」や「keywords」を記述し、OGP設定もできる


  • HTMLに直接書き込む方法

HTMLファイルをテキストエディタの専用ソフトで開き、HTMLファイルの<head>タグを探す。<head>タグ内に、必要なメタタグを手動で追加する


設置場所


メタタグを設置する場所は、「WordPressを用いる方法」と「HTMLに書き込む方法」で、それぞれ異なります。それぞれの方法ごとの設定場所は、以下のとおりです。

  • HTMLにメタタグを設置する場合

<head>~</head>タグ内に記述し、このタグ内は、ヘッダーと呼ばれるWebページに関する情報を設定する。たとえば、<meta name="description" content="ページの説明">のように記述する


  • WordPressを使用している場合

プラグインを活用するのが便利で、「All in One SEO」や「Yoast SEO」などのプラグインを用いれば、メタタグの設定が容易にできる。これにより、記事ごとにメタ情報を直感的に管理できる



SEOと関連性の高いメタタグは6つ


次は、SEOと関連性の高いメタタグについて解説します。

  • タイトルタグ(title)

  • meta description(メタディスクリプション)

  • 文字コード

  • ビューポートタグ

  • noindex・nofollow

  • OGPタグ

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。


1.タイトルタグ(title)

タイトルタグ(title)

<title>タイトル名</title>

タイトルタグ(titleタグ)は、Webページのタイトルを定義するもので、検索エンジンにページ内容を伝える役割を持ちます。


このタグは、HTMLコードの<title>〜</title>内に記述され、ページそのものには表示されないものの、Googleなどの検索結果やブラウザのタブに表示されます。


また、タイトルタグはSEOにおいて大切で、ユーザーが検索結果で最初に目にする部分です。このため、ページの内容を的確に表現して、ユーザーの興味を引く内容を心がけましょう。


2.meta description(メタディスクリプション)

meta description(メタディスクリプション)

<meta name="description" content="ここにmeta descriptionを記述">

meta descriptionタグは、Webページの内容を簡潔に説明するためのもので、検索結果に表示される場合が多く、ユーザーのクリックを促す役割を果たします。


このタグには、ページの魅力を伝え、ユーザーの関心を引く文言の設定が求められます。


長すぎる記述は表示が省略されるため、スマホ画面での表示に注意して、70〜120文字程度に収めるようにしましょう。適切なmeta descriptionは、検索トラフィックの質を向上させる助けになります。


なお、meta description(メタディスクリプション)については、こちらの記事で解説しています。



3.文字コード

<meta charset="utf-8">

文字コードの設定は、Webページの文字化けを防ぐためには欠かせません。


日本語と他言語が混在するサイトでは、文字化けが起きると、ユーザーにとっての利便性が低下し、SEOにも悪影響をおよぼす可能性があります。


このため、文字コードは正確に指定しなければなりません。日本語サイトでは、一般的にUTF-8というUnicodeが使われ、HTMLの<head>タグ内に<meta charset="utf-8">として記述します。


これにより、ブラウザが正しく文字を表示し、検索エンジンも適切に情報を処理できます。


4.ビューポートタグ

<meta name=””viewport”” content=””width=device-width,initial-scale=1″”>

ビューポートタグは、Webページがモバイル端末で適切に表示されるようにするためのメタタグです。


スマートフォンやタブレットの普及に伴い、モバイル向けの最適化が欠かせなくなりました。


このタグを正しく設定すれば、ユーザーが快適にページを閲覧でき、利便性が向上します。その結果、間接的にSEOにもよい影響を与える可能性があります。


また、ビューポートタグは、HTMLの<head>タグ内に<meta name=””viewport”” content=””width=device-width,initial-scale=1″”>と記述して使用しましょう。


5.noindex・nofollow

<meta name=”robots” content=”noindex,nofollow”>

noindexは、特定のページを検索エンジンのインデックスから除外するために使用されるタグです。このタグは、検索結果に表示させたくないページのインデックス登録を防ぐのが目的です。


一方、nofollowはリンク先へのSEO評価の伝達を防ぐ役割を持ち、主に信頼できない外部サイトや広告リンクに適用します。これにより、クローラーが該当リンクをたどるのを避けられます。


また、使用時には慎重な設定が必要で、noindexとnofollowはページ単位で設定される場合が多いです。たとえば、<meta name=”robots” content=”noindex,nofollow”>のように記述して、使われます。


なお、noindexとnofollowの違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。



6.OGPタグ

<meta property=””og:title”” content=””ページの タイトル”” /> <meta property=””og:type”” content=””ページの種類”” />

OGPタグは、SNSでシェアされたときに、コンテンツの見栄えをコントロールするためのメタタグです。


FacebookやX(旧Twitter)でリンクを共有する際、適切なOGPタグが設定されていると、ページのタイトルや説明、画像などが自動的に整えられ、より視覚的に魅力的な投稿となります。


また、SNS経由のトラフィックを重視する場合、OGPタグの設定が大切です。


OGPタグはHTML内の<head>タグ内に記述して、ページの情報をSNSに伝え、ユーザーに魅力的なビジュアルを提供します。


たとえば、<meta property=””og:title”” content=””ページの タイトル”” />や<meta property=””og:type”” content=””ページの種類”” />のように記述します。



メタタグを設定する場合の注意点


次は、メタタグを設定する場合の注意点について解説します。

  • 検索順位を上げる効果を持つメタタグは存在しない

  • メタキーワードは使用しない

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。


検索順位を上げる効果を持つメタタグは存在しない


メタタグは、SEOの直接的なランキング要素としては大きな影響を持ちませんが、適切に設定すればユーザー体験の向上に寄与して、SEO全体によい影響を与える場合があります。


たとえば、メタディスクリプションやビューポートタグの設定は、検索結果でのクリック率向上やモバイル表示の最適化に役立ちます。


また、SEO効果を最大化するには、メタタグの設定に加えて、ページ内容の充実やユーザーの利便性向上など、多方面からの対策が必要です。


メタキーワードは使用しない


メタキーワードは、検索エンジンにページ内容を伝えるための手段として使用されていましたが、現在ではその重要性は失われています。


検索エンジンは、ページ内のコンテンツを解析する技術が進化して、メタキーワードを参考にする場合が少なくなりました。


また、過去にはメタキーワードを使った不正なSEO対策が横行したため、検索エンジン側がその価値を見直しました。


現在、ユーザーに有益なコンテンツを提供したり、質の高いテキストを適切に構造化したりするのがSEOにおいて最も効果的です。



メタタグとはでよくある3つの質問


最後に、メタタグとはでよくある質問について解説します。

  • 質問1.メタタグの長さには制限がありますか?

  • 質問2.メタタグ内にキーワードを盛り込む場合の注意点は?

  • 質問3.メタタグには何を記載するべき?

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。


質問1.メタタグの長さには制限がありますか?


メタディスクリプションタグは、検索結果に表示される説明文として150〜160文字以内にまとめるのが理想的です。


これは、検索エンジンがユーザーに適切なプレビューを提供する際、その文字数を超えると自動的に切り詰められるためです。


適切な文字数に収めないと、大切な内容が見えなくなる可能性があり、クリック率の低下につながる場合もあります。


このため、ユーザーにとって魅力的でわかりやすい説明を端的に記述する必要があります。


質問2.メタタグ内にキーワードを盛り込む場合の注意点は?


メタタグに、キーワードを適切に設定するのはSEOの基本ですが、キーワードの詰め込みには注意が必要です。


過剰なキーワード設定は、検索エンジンにスパムと判断される可能性があり、ペナルティを受ける場合があります。


また、多すぎるキーワードはページ内容を散漫に見せて、ユーザーにとって何が大切なのかわかりにくくするリスクがあります。


キーワードは、ページの主旨に合った適切な数を使い、自然な形で文章に組み込みましょう。


質問3.メタタグには何を記載するべき?


<title>タグには、Webページのタイトルとして32〜40文字程度で魅力的かつ重要なキーワードを含めた内容を設定しましょう。


「metadescription」タグは100〜120文字程度にまとめ、ユーザーがページを読んで得られる情報やメリットをわかりやすく伝えます。


また、メタタグは検索結果に表示される情報の一部であり、クリック率に大きな影響を与えます。このため、ユーザーにとって価値のある表現を使い、興味を引くような工夫が大切です。



まとめ


本記事では、メタタグ(meta タグ)の概要や設定する方法、SEOと関連性の高いメタタグをご紹介しました。


メタタグとは、Webページの情報を検索エンジンやブラウザに提供するために、HTML内に記述されるタグです。


メタタグを正確に設定すれば、クローラーにページ内容が理解されやすくなり、結果としてSEOによい影響を与えられます。


また、SEO効果が期待できるタグとして、タイトルタグやメタディスクリプション、OGPタグなどがあります。それぞれのタグは、特徴や目的などが異なるため、必要に応じて設定しましょう。


しかし、検索順位を直接向上させるメタタグはなく、メタキーワードはSEOには効果がないため、メタタグの設定やページ内容の充実、ユーザーの利便性向上など、多方面からの対策を強化してください。


なお、合同会社LAYUPでは、初めてデジタルマーケティングに取り組む方に向け、ご相談やお見積もりの依頼を承っています。


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