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執筆者の写真光田 直史

インハウスSEOとは?メリット・デメリットや実施する際のステップを詳しく解説します!


インハウスSEOとは?メリット・デメリットや実施する際のステップを詳しく解説します!

SEO対策を検討している方で、インハウスSEOか外注に依頼するか悩まれている方もおられるのではないでしょうか。


インハウスSEOには、メリット・デメリットが存在するため、自社のニーズに合った選択がもとめられます。


本記事では、インハウスSEOの概要やメリット・デメリット、実施する際のステップをご紹介します。


また、よくある質問も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。⇒レイアップに相談する(無料)




インハウスSEOとは?

インハウスSEOとは?

インハウスSEOとは、自社内でSEO対策を実施して、外部業者に頼らずに検索エンジンを最適化する手法です。この方法では、SEOに関するノウハウを社内に蓄積し、コスト削減が可能な点が魅力です。


しかし、インハウスSEOを成功させるには、SEOの知識と多くのリソースが必要となります。このため、SEOツールの活用により、業務効率化も目指す必要があります。



インハウスSEOのメリットは3つ


次は、インハウスSEOのメリットについて解説します。

  • 社内にノウハウを蓄積できる

  • 外注費用を抑えられる

  • 社内でPDCAを素早く回せる

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。


1.社内にノウハウを蓄積できる


自社の担当者が実際に手を動かして対策するため、得られるノウハウは自社にとっての貴重な資産となるに違いありません。


これにより、将来的なSEO戦略もスムーズに展開できるだけでなく、新しいプロジェクトや商品が出るたびに即座に最適化できる体制が整います。


このように、インハウスSEOを取り入れた場合は、外部に頼るのではなく、内部で継続的に成果を上げられる基盤が構築されます。


2.外注費用を抑えられる


外部に依頼せずに社内でSEOコンテンツのディレクションができるため、外注コストを抑えながらも、高品質なコンテンツを効率的に作成が可能です。


企画段階からディレクションを実施すれば、コンテンツの方向性をしっかりと定められます。


これにより、すべてを外部に任せるよりもコスト削減できる可能性が高いです。このため、サイトの流入増加につながる質の高いコンテンツを維持できます。


3.社内でPDCAを素早く回せる


外部に依頼すると、施策の計画や実行が遅れがちですが、社内で実施すれば、計画から改善までスピーディーに対応可能です。


自社の商品や業界の知識を持つ担当者がいるため、トレンドの変化や新たな課題に対して柔軟かつ迅速に対応できます。


さらに、専門知識を持つスタッフが直接課題に取り組めるため、外部依頼時のコミュニケーションロスを減らして、効率的な戦略実行が期待できます。



インハウスSEOのデメリットは3つ


次は、インハウスSEOのデメリットについて解説します。

  • 人材を採用・育成する手間がかかる

  • トレンドを収集し続けないといけない

  • 予算承認が得られにくい

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。


1.人材を採用・育成する手間がかかる


インハウスSEOを成功させるためには、SEOの専門知識を持つ人材が欠かせません。


しかし、社内に適切なスキルを持つ担当者がいない場合、育成には時間がかかり、場合によっては新たに人材の採用が必要となります。


即戦力となる人材を採用できれば理想的ですが、適任者が見つからない場合も多いため、実施に時間がかかるケースがあります。


さらに、SEO知識を持つ人材の育成もコストと時間を要するため、導入のハードルが高い点は否めません。


2.トレンドを収集し続けないといけない


インハウスSEOを行うには、常に最新のSEOトレンドを自社で把握し続ける必要があります。


検索エンジンのアルゴリズムは頻繁に更新されるため、最新情報を逃さずキャッチして、適切な対応を取らなければなりません。


一方、外部に委託すれば、専門知識を持つコンサルタントがこの部分をカバーしてくれますが、インハウスでは自力で情報収集して、戦略の調整が必要です。


このように、SEO対策の精度を維持するための継続的な努力が欠かせません。


3.予算承認が得られにくい


インハウスSEOを進めるためには、社内全体の理解と協力が不可欠です。上層部や他部署の担当者がSEOの重要性を認識していない場合、施策自体の承認が得られない可能性があります。


このため、SEOの効果や収益増加の見込みを具体的なデータやシミュレーションで示しましょう。


短期的な成果に固執せず、中長期的な視点で投資の意義を伝えれば、社内での合意形成が進みやすくなります。



インハウスSEOを実施する際のステップは3つ


次は、インハウスSEOを実施する際のステップについて解説します。

  • ステップ1.戦略を立てる

  • ステップ2.リソース・予算を調達する

  • ステップ3.運用サイクルを開始する

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。


ステップ1.戦略を立てる


インハウスSEOを進める際には、まず目的や目指す成果を明確にしましょう。


たとえば、BtoBサイトでは資料ダウンロードや問い合わせの増加を目指すのが一般的ですが、ブランディングや認知拡大が目的の場合は、そのための指標を設定します。


これらの目標をもとに、必要なリソースやコストを計算して、次のステップで予算を確保する際に数値シミュレーションを行います。


これにより、社内の理解が得やすくなるため、施策のスムーズな進行が可能です。


ステップ2.リソース・予算を調達する


インハウスSEOを実施する際のコストは、プロジェクトの規模や目指すレベルによって大きく異なります。


人件費以外にかかる費用を極力抑える方法もありますが、ツールの導入や外部サポートを活用できるように、予算の確保を検討するほうが理想的です。


SEOツールの導入は、効果測定や分析に役立つため、インハウスSEOには欠かせません。


また、すべてを社内で完結するのが難しい場合は、コンテンツ作成の一部を外注して、質を保ちながら効率的に進めるのも1つの方法です。


ステップ3.運用サイクルを開始する


インハウスSEOの施策を開始してもうまく成果が上がらない場合は、外部のSEO専門家や内製化支援をしている会社のサポートを検討するのもひとつの手段です。


こうした専門家の助言を受ければ、SEO施策を改善しつつ、社内の人材育成も並行して進められます。


このため、社内のリソースだけで解決が難しい場合には、柔軟に外部の力を借りれば、成功への道が開けます。



インハウスSEOに向いている企業


次は、インハウスSEOに向いている企業について解説します。

  • 社内にSEOに精通している人材がいる

  • ツールの導入を検討している

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。


社内にSEOに精通している人材がいる


インハウスSEOを成功させるには、SEOに精通した専任の担当者を配置しましょう。理想的には、専任者に加えて補佐スタッフを含むチーム体制が望ましいです。


SEO対策は、短期間で結果が出るものではなく、少なくとも1年間は継続的に取り組む必要があります。


専任者を配置せず、ほかの業務と兼任させてしまうと、SEO施策の優先度が下がり、持続的な効果を期待するのが難しくなりかねません。


ツールの導入を検討している


SEOツールがなければ、コンテンツの検索順位やアクセス数、コンバージョン数など、大切なKPIを正確に把握できません。


Googleが提供する無料ツールに加え、業務の効率を飛躍的に向上させる有料ツールも多く存在します。


多くの企業が、自社サイトの分析や改善にこれらのツールを活用しています。このため、インハウスSEOを実現する際は、ツールの導入を積極的に検討しましょう。



インハウスSEOでよくある3つの質問


最後に、インハウスSEOでよくある質問について紹介します。

  • 質問1.セミインハウスSEOとは?

  • 質問2.インハウスSEOに向いていない企業の特徴は?

  • 質問3.インハウスSEOで発生する主な業務内容は?

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。


質問1.セミインハウスSEOとは?


社内でSEOのリソースや知識が不足している場合、インハウスSEOの実施が難しく感じます。


このような場合には、セミインハウスSEOという選択肢があります。これは、すべてを内製化せずに、一部のSEO施策を外部に委託する方法です。


まずは、SEOで達成したい目標を明確にして、社内で対応できる部分と外部に依頼する部分を整理しましょう。外部の専門家と協力しながらPDCAを回せれば、インハウスSEOへの移行も可能です。


なお、岡山県でおすすめのSEO対策会社15選については、こちらの記事で詳しく解説しています。



質問2.インハウスSEOに向いていない企業の特徴は?


インハウスSEOに向いていない企業の特徴は、以下のとおりです。

  • SEOが主要な戦略であり失敗が許されない企業

新規事業でSEOが集客の中核となっている場合、間違った施策を行うとペナルティを受け、検索結果から除外されるリスクがある


  • 短期間で成果を求める企業

SEOは、長期的な施策が必要となる。短期で確実な結果を求める場合は、外部の専門家に依頼する方法がおすすめ


  • 社内が慢性的に多忙な企業

リソースが足りない状態でSEOに取り組むと、品質が低下する可能性がある


質問3.インハウスSEOで発生する主な業務内容は?


インハウスSEOで発生する主な業務内容は、以下のとおりです。

  • 目標設定(KPI設定)

ウェブサイトに訪問させたいユーザー数や訪問者数、訪問者の申し込み数など、具体的な成果指標を定める


  • 社内折衝

上司や経営陣との交渉を通じて、設定した目標の承認を得る


  • サイト改善

HTMLタグの最適化やキーワード設定、内部リンクの調整、モバイル対応の強化などが含まれる


  • コンテンツ制作

ターゲットキーワードにもとづいた高品質なコンテンツを作成する


  • コンバージョン率の最適化

ターゲットに絞ったキーワード選定、ランディングページの改善やユーザー導線の最適化を行う



まとめ


本記事では、インハウスSEOの概要やメリット・デメリット、実施する際のステップをご紹介しました。


インハウスSEOのメリットとしては、社内にノウハウを蓄積できるため、外注費用を抑えられ、社内でPDCAを回しやすくなります。


しかし、SEOの専門知識を持つ人材が不可欠で、育成には時間がかかり、場合によっては新たな人材の採用が必要です。


さらに、最新のSEOトレンドを自社で把握し続ける必要があり、予算承認が得られにくい可能性もあります。


また、すべてを社内で完結するのが難しい場合は、コンテンツ作成の一部を外注して、質を保ちながら効率的に進めるのも1つの方法です。


なお、合同会社LAYUPでは、初めてデジタルマーケティングに取り組む方に向け、ご相談やお見積もりの依頼を承っています。


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