安藤琢朗(あんどうたくろう)
【必見】コンテンツマーケティングにSNS運用が効果的な理由とは?おすすめのSNSも紹介
更新日:3月2日

コンテンツマーケティングを実施する上で、最近注目を集めているのが「SNS運用」との併用です。コンテンツマーケティングとSNS運用を掛け合わせることで、集客力を高められ企業の利益に繋がります。
本記事では、コンテンツマーケティングでSNS需要が高まる背景とSNSの運用が効果的な理由、コンテンツマーケティングにおすすめできる6つのSNSについて紹介します。


SNSマーケティングの市場規模は増加傾向にある

画像引用:アライドアーキテクツ「企業のSNSマーケティングに関する実態調査」を実施
上図は企業に2022年におけるSNSマーケティングの予算見込みについて調査した結果が示されています。上図によると予算を「増加させる予定」「非常に増加させる予定」と回答する企業は70%程度と、多くの企業が今後SNSマーケティングに力を入れることがうかがえます。
特に「外食」「小売」「食品メーカー」「飲料メーカー」「化粧品メーカー」がSNSマーケティングに力を入れています。SNSマーケティングに力を入れている理由としては「他の施策より新規顧客獲得を大きく見込めるから」と回答する企業が最も多くなっています。
これはSNSの種類やコンテンツが多様化し、SNS閲覧時間が伸びていることが関係していると考えられるでしょう。なお、コンテンツマーケティングを導入するメリットやデメリット、種類については次のページで解説しています。
【初心者向け!】コンテンツマーケティングとは?導入するメリットやデメリット、種類を徹底解説!
コンテンツマーケティングでSNS需要が高まる2つの背景
コンテンツマーケティングとSNSを掛け合わせることで、集客や認知度向上アップに繋がります。ここでは、コンテンツマーケティングでSNS需要が高まる要因となった2つの背景について紹介します。
1.2023年の「クッキーレス問題」
コンテンツマーケティングでSNS需要が急速に高まっている要因に「クッキーレス問題」が挙げられます。
Cookie(クッキー)とは、Webページの閲覧に必要な情報がブラウザ上に保存される仕組みのことです。Cookie(クッキー)を許可すると、「Webサイトの閲覧履歴」「アクセス時間」などがブラウザ上に記録されるため、個人情報が筒抜け状態になる場合があります。
そこで問題となっているのは、自分の意思に反してWeb広告に利用される点です。したがってユーザーが安全にWebを利用できるよう「クッキーレス問題」が2023年に始まると言われています。
クッキーレス問題が進むと、ユーザーの閲覧履歴やアクセス時間など詳細なデータが把握しにくいため、効果的なWeb広告が打ちづらくなります。
Web広告の効果が下がることが予想された結果、コンテンツマーケティングにおけるSNS運用に注目が集まっています。
2.コロナ渦における新たな活用
2020年から始まったコロナ禍により、オフラインでのイベント開催が難しくなったことから、集客や販売促進として「コンテンツマーケティング×SNS運用」に注目が集まりました。
TwitterやInstagramをはじめとしたSNS利用人口増加も相まって「コンテンツマーケティング×SNS運用」は高い効果を発揮しています。
次のページでは、新たな集客方法として注目されるコンテンツマーケティングについて学べる本を11選として紹介しています。企画や制作、SEOも理解できるので、ぜひ参考にしてみてください。
【厳選】コンテンツマーケティングを学べる本11選!企画や制作、SEOも理解できる!
コンテンツマーケティングにSNSの運用が効果的な3つの理由
コンテンツマーケティングにSNS運用が効果的な理由は次の3つです。
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それぞれの詳しい内容を解説します。
1.コンテンツが拡散されやすい
SNSは拡散力が高いため、コンテンツマーケティングと掛け合わせると高い効果を発揮します。
質の高いコンテンツを作成し、ユーザーの課題や問題解決に繋がれば、SNSでのシェアが期待できます。よってコンテンツマーケティングはSNSと相性が良く、併用利用は効果が高いといえます。
2.即効性を得られる
コンテンツマーケティングだけでも、集客やサービスの継続では高い効果が期待できますが、成果出るまでに数ヵ月必要なことも少なくないため、即効性を感じられにくいのがデメリットです。
その点SNSはコンテンツマーケティングのデメリットと言える「即効性の低さ」を補えます。コンテンツだけでは数ヵ月かかったものが、SNSを掛け合わせると数分〜数時間で効果を感じられる場合もあるでしょう。
3.継続的な関係を持つことができる
コンテンツ内に企業のSNSアカウントを設置すると、興味を持ったユーザーはフォローする可能性が高いです。
一度の閲覧では集客やサービス利用に繋がらなくても、SNSを通じてユーザーと継続的な関係を持てるため、結びつきは高まります。ユーザーと継続的な関係を持ち、結びつきを高めるためにもSNSは効果的です。
コンテンツマーケティングにおすすめする6つのSNS
コンテンツや企業戦略により、利用に適したSNSは異なります。ここではコンテンツマーケティングにおすすめする、以下6つのSNSを紹介します。
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それぞれの特徴について紹介します。
1.Twitter

Twitterはアクティブユーザーが多く、圧倒的な拡散力が魅力のSNSです。
認知度や集客アップを目指すには、コンテンツを出来るだけ多くのユーザーに拡散される必要があります。Twitterには「リツイート」という機能があり、お気に入りのコンテンツを気軽にフォロワーに拡散可能です。
またコンテンツが広く拡散される(通称「バズる」)と、フォロワー以外にも拡散されるので、認知度は爆発的に高まります。
2.LINE

引用:LINE
LINE公式アカウントの活用も、集客に有効です。ブログやLPなどに企業のLINE公式アカウントを設置し、ユーザーへ登録を促しましょう。
LINE公式アカウントがユーザーに追加されたら、個人間のトークルームで商品の販売や予約、ユーザーからの質問に回答も行えます。また、アプリ内でユーザーに合わせた広告を出せるのもLINE公式アカウントの魅力です。
3.Facebook

引用:Facebook
Facebookは、ユーザーの年齢層が高くビジネス目的の利用が多いSNSです。
Facebookは実名での利用が基本で、居住地や年齢など具体的な情報が記載されていることが多いので、ユーザーの興味に適した広告を打ちやすいのが特徴です。
そのためユーザーに適した広告を出稿しやすく、上手く利用できると集客や認知度アップにつながるでしょう。
4.YouTube

YouTubeはテキストや画像だけでは伝わりにくいサービスや製品の魅力を、動画を通じて簡潔に伝えられる点がメリットといえます。
人気YouTuberの台頭や、動画コンテンツへの関心の高まりから、幅広い年齢層の人がYouTubeで動画を視聴しています。コンテンツ内に動画を織り交ぜるなど、併用して活用すると効果的です。
5.Instagram

引用:Instagram
Instagramは写真やショートムービーなど、視覚的な投稿を主に行うSNSです。特に魅力的なストーリーを投稿できるかが重要です。
ストーリーにサービスや製品の魅力が伝わるような画像に加え、HPやLPのリンクを添付することで集客につなげられます。
またInstagramには、Twitterのようなシェア機能はありません。ストーリー含め投稿する際は、検索数の多い「ハッシュタグ」をつけて閲覧数増加を狙いましょう。
6.TikTok

引用:Watch trending videos for you | TikTok
TikTokは比較的新しいSNSであり、利用する年齢層も若いのが特徴です。TikTokを利用する場合は、商品のレビュー動画を作成して投稿するのがおすすめです。
有名人やインフルエンサーを起用した商品のレビュー動画を作成すると、認知度や集客アップに繋がりやすくなります。
コンテンツマーケティングとSNS活用に関するまとめ
ここまで、コンテンツマーケティングでSNS需要が高まる背景とSNSの運用が効果的な理由、コンテンツマーケティングにおすすめできる6つのSNSについて紹介しました。
コンテンツマーケティングに即効性や拡散力をもたらせるSNS運用は、今後必要不可欠になるでしょう。SNSは種類が多いため、サービスや企業戦略に適したものを利用してみてください。
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